日本の文化などの情報を発信する海外の拠点「ジャパン・ハウス」が、イギリスやアメリカに先駆けてブラジルのサンパウロに完成し、麻生副総理兼財務大臣や、テメル大統領などが出席して記念の式典が行われました。


「ジャパン・ハウス」は、日本の伝統文化のほか、領土や歴史認識をめぐる日本の立場などに関する情報の海外発信を強化するため、日本政府が、イギリスのロンドンとアメリカのロサンゼルス、それにブラジルのサンパウロに新たに設ける広報拠点です。

このうち、サンパウロの中心部、「パウリスタ大通り」のビルに設けられた施設がほかに先駆けて完成し、先月30日、記念の式典が行われました。式典には、日本の麻生副総理兼財務大臣や、ブラジルのテメル大統領に加えて現地の日系人などおよそ200人が出席して、施設の完成を祝いました。

完成した施設は、ビルの3つのフロアを改装したもので、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムのデザインを担当する建築家の隈研吾氏が設計したひのきの外壁が特徴的です。また、日本の職人が伝統的な手法で竹を編み上げた巨大なオブジェのほか、沖縄の織物「芭蕉布」が置かれ、日本の伝統文化などを紹介するコーナーが設けられています。ブラジルの「ジャパン・ハウス」は、今月6日に一般公開される予定です。


テメル大統領 北朝鮮で「日本と連携」

「ジャパン・ハウス」の記念式典に先立って、麻生副総理兼財務大臣とブラジルのテメル大統領が、およそ40分にわたって会談しました。同席した薗浦外務副大臣によりますと、この中で、麻生副総理は、北朝鮮の核やミサイルの開発など最近の情勢について説明したということです。これに対し、テメル大統領は、「さまざまなレベルで、日本と連携をしていきたい」と述べたということです。

イージー・ニュース

日本にっぽん紹介しょうかいする「ジャパン・ハウス」がブラジルにできる