1日から始まる「クールビズ」に合わせた商戦が本格化し、デパート各社はネクタイの代わりとしてポケットチーフの品ぞろえを充実させるなど、商談といったフォーマルな場面にも対応できる商品の販売に力を入れています。


夏場の省エネ対策として冷房の設定温度を上げて軽装で過ごすクールビズが1日から始まるのに合わせて、東京・豊島区にある東武百貨店池袋本店では4月中旬から特設のコーナーを設けています。

このデパートでは、商談などのフォーマルな場面でも対応できる服装のニーズが高まっているとして、ことしはポケットチーフの品ぞろえを通常の2倍のおよそ300に増やしました。価格はネクタイと比べて買い求めやすい3000円から5000円程度が人気だということです。

紳士服売り場を担当している佐藤拓己さんは「重要なプレゼンや夜の飲み会、パーティなどでネクタイはなくても着飾りたいという人は増えています。ハードルが高いという人もいるかもしれないが、一度使ってみてもらいたい」と話していました。

また東京・中央区の高島屋では、クールビズでも上着は着用したいという人向けに絹などを使って290グラム以下と通常よりも100グラム以上軽く、水洗いもできるジャケットの販売を始めました。

紳士服を担当している藤井卓郎部長は「ここ数年、クールビズでもフォーマルな服装を求める声が高まっていて、水洗い可能といった付加価値をつけて商品を提供していきたい」と話していました。

デパート各社では、クールビズに合わせて付加価値の高い商品の品ぞろえを強化することで、不振の続く衣料品の売り上げを伸ばしたい考えです。

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「クールビズ」の季節きせつ デパートがあたらしい商品しょうひんはじめる