海外に行った人が、はしかにかかってウイルスを国内に持ち込み地域で集団感染を引き起こすケースが後を絶たないことから国立感染症研究所は大型連休を前に海外に行く人は、ワクチンの接種歴を確認してほしいと注意を呼びかけています。


はしかは発熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、空気感染するために感染力が強く、妊婦が感染すると流産や早産のおそれもあります。

去年は大阪の関西国際空港で集団感染がおきましたが、ことしに入ってからもインドネシアのバリ島に行った男性がはしかにかかり、山形県内の自動車教習所を通じて50人以上に広がる集団感染がおきています。

国立感染症研究所によりますと今月16日までに、全国の医療機関から報告のあったはしかの患者数は139人で、去年の159人を上回るペースで増加しています。

このうち、21人が海外の渡航歴がある人で、インドネシアが11人と最も多く、このほかシンガポールやタイなど、ほかのアジア地域を訪れた人たちからも報告があるということです。

国立感染症研究所では大型連休中など、特にアジア地域へ渡航する際は、ワクチンの接種歴を確認するとともに、帰国後に発熱や発疹、それに目の充血などの症状が出た場合は、公共交通機関の使用を避け、症状や渡航先を医療機関に電話で伝えたうえで受診するよう、注意を呼びかけています。

国立感染症研究所の多屋馨子室長は「はしかは発症すると1000人に1人が亡くなると言われている。命に関わる病気だという認識を強く持ってほしい。ワクチンの接種歴を確認し、免疫の有無を確かめることが
自分自身を守り、集団感染を防ぐことにつながるのでしっかりと対策をしてほしい」と話しています。

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