原発事故による避難指示が先月解除された福島県飯舘村で、60年にわたって続くうどん店が営業を再開し、村に戻る準備で来ている人などが、久しぶりの地元の味を楽しみました。


福島県飯舘村の高橋義治さん(70)が父親から受け継ぎ、60年にわたって続くうどん店は、原発事故の影響で避難先の福島市で営業を続けていましたが、先月末に避難指示が解除されたのを受けて、23日から村内の元の店舗で営業を再開しました。

高橋さんは慣れた手つきでうどんを打ち、午前11時にのれんをかけて店を開けると、村に戻る準備で来ている住民などが訪れ、久しぶりに地元で食べるうどんを懐かしそうに味わっていました。

帰還の準備で村に来た60代の女性は「以前と変わらない味でとてもおいしい。村に食堂があるのはありがたいし、来た時は必ず寄ろうと思う」と話していました。

村によりますと、避難指示が解除されたあと、村内で飲食店が再開するのは初めてだということで、店主の高橋さんは「みんなに店に来てもらえたのがいちばんうれしいです。村内で商売をすることで村に勢いがついてほしい」と話していました。

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