将棋しょうぎ最年少さいねんしょうプロ 藤井ふじい四段よだん デビュー11連勝れんしょう新記録しんきろく

2017年04月04日 16時52分

将棋最年少プロ 藤井四段 デビュー11連勝の新記録
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去年きょねん史上しじょう最年少さいねんしょう将棋しょうぎのプロ棋士きしとなった愛知県あいちけん中学ちゅうがく年生ねんせい藤井ふじい聡太そうた四段よだんが4にち対局たいきょくって、デビューせんから11連勝れんしょう新記録しんきろく達成たっせいしました。

藤井ふじい聡太そうた四段よだん去年きょねん三段さんだんリーグをき、10がつ史上しじょう最年少さいねんしょうとなる14さい2かげつ将棋しょうぎのプロとなる四段よだん昇段しょうだんしました。そして、現役げんえき最年長さいねんちょう加藤かとう一二三ひふみだん対局たいきょくしたデビューせん白星しろぼしかざると、その一度いちどけることなく10連勝れんしょうし、これまで2にん棋士きししか達成たっせいしていない記録きろくならんでいました。

藤井ふじい四段よだんは4にち大阪おおさか関西かんさい将棋しょうぎ会館かいかんおこなわれた王将おうしょうせん予選よせんで、小林こばやし裕士ひろしだん対局たいきょくしました。
対局たいきょく小林こばやしだん先手せんて午前ごぜん10はじまり中盤ちゅうばんまで互角ごかく熱戦ねっせんとなりましたが、終盤しゅうばん藤井ふじい四段よだんめがつながり、午後ごご45ふん、104までで小林こばやしだん投了とうりょうしました。
藤井ふじい四段よだんはこれでデビューせんから11連勝れんしょうとなり、新記録しんきろく達成たっせいしました。

対局たいきょく藤井ふじい四段よだんは「記録きろく意識いしきしてもしかたないので、ふだんどおりのぞみました。11連勝れんしょう自分じぶん実力じつりょくからすると望外ぼうがいのことです。全体的ぜんたいてき実力じつりょくげ、これからも一局いっきょく一局いっきょく頑張がんばってしていきたい」とはなしていました。

14さい2かげつでプロ棋士きし

藤井ふじい聡太そうた四段よだんは5さいとき祖母そぼ将棋盤しょうぎばんってくれて、将棋しょうぎ熱中ねっちゅうするようになり、10さい将棋しょうぎのプロ棋士きし養成ようせいする新進しんしん棋士きし奨励会しょうれいかいはいると、史上しじょう最年少さいねんしょうの13さい2かげつ三段さんだん昇段しょうだんしました。

その、プロ棋士きしになるための最後さいご関門かんもん三段さんだんリーグを1いて四段よだんへの昇段しょうだんめ、加藤かとう一二三ひふみだんっていた14さい7かげつ最年少さいねんしょう記録きろくを62ねんぶりにえて、去年きょねん10がつ、14さい2かげつでプロ棋士きしとなりました。

去年きょねん12がつのデビューせんでは、現役げんえき最年長さいねんちょうとなった加藤かとう九段くだんたたかい、14さいと76さいによる年齢差ねんれいさが62さい対局たいきょく話題わだいになりました。
この対局たいきょく加藤かとう九段くだんやぶると、NHKはい予選よせんで3連勝れんしょうして初出場はつしゅつじょう本戦ほんせん進出しんしゅつめるなど、先月せんげつまで10連勝れんしょうし、デビューせんからの連勝れんしょう記録きろくならんでいました。

ほかの記録きろく更新こうしん可能性かのうせい

藤井ふじい聡太そうた四段よだんは、今後こんご連勝れんしょう記録きろくをどこまでばすかが注目ちゅうもくされるほか、ほかの記録きろくについても更新こうしんする可能性かのうせいがあります。

日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと、デビューせんからにかぎらないこれまでの連勝れんしょう記録きろくは、神谷かみや広志ひろしだんの28連勝れんしょうだということです。
一方いっぽう、タイトルを獲得かくとくした最年少さいねんしょう記録きろくは、屋敷やしき伸之のぶゆきだん棋聖きせいになった18さい6かげつで、藤井ふじい四段よだん現在げんざい予選よせんたたかっている王将おうしょうせん棋王きおうせんすすんだ場合ばあい、この記録きろく更新こうしんする可能性かのうせいがあります。
さらにトップ棋士きしあかしともえる順位じゅんいせん最高位さいこういA級えーきゅうへの昇級しょうきゅうは、昭和しょうわ33ねん加藤かとう一二三ひふみだんげた18さい3かげつ史上しじょう最年少さいねんしょう記録きろくとなっていて、こちらも記録きろく更新こうしん可能性かのうせいがあります。

藤井ふじい四段よだんは、初戦しょせん突破とっぱした新人王しんじんおうせんや、予選よせんで3連勝れんしょうしたNHKはい本戦ほんせんなど今後こんごおおくの対局たいきょくかかえ、おなじく中学生ちゅうがくせいでプロになった谷川たにがわ浩司こうじ九段くだん羽生はぶ善治よしはる三冠さんかんのようなトップ棋士きしかたならべられるかどうか、さらなる活躍かつやくへの期待きたいたかまっています。

加藤かとう一二三ひふみさん「大成たいせいする可能性かのうせいおおいにめている」

昭和しょうわ29ねんおなじく中学生ちゅうがくせい棋士きしとしてデビューし、去年きょねん12がつには藤井ふじい四段よだんのデビューせん対戦たいせん相手あいてとなってやぶれた、現役げんえき最年長さいねんちょう棋士きし加藤かとう一二三ひふみだんは、今回こんかい新記録しんきろく達成たっせいについて、「実力者じつりょくしゃかせての11連勝れんしょう大変たいへんすばらしい新記録しんきろくです。わたしもうまくかされ、才能さいのうゆたかさは体感たいかんしましたが、いままでの中学生ちゅうがくせい棋士きしなかでも一番いちばんというほど将棋しょうぎ研究けんきゅうしていて、相手あいてごとに作戦さくせんててくるつよさがあります」とそのつよさを分析ぶんせきしていました。

そして、藤井ふじい四段よだん今後こんごについて、「これからたたか若手わかて中堅ちゅうけん棋士きし比較ひかくしてかんがえても、これからもスイスイとっていく可能性かのうせいおおいにあるとおもいました。将棋しょうぎ魅力みりょくりつかれ、これからも棋士きしとして精進しょうじんしていくことが予想よそうできるので、大成たいせいする可能性かのうせいおおいにめているとおもいます」と期待きたいかたっていました。

日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい佐藤さとう康光やすみつ会長かいちょうは「デビュー早々そうそう見事みごとちっぷりです。ここまで14さいおもえない、しっかりとしたたたかいぶりで、どこまで連勝れんしょうばすか注目ちゅうもくしています」とコメントしています。